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一級建築士事務所 ブラーマ190

建築イノベーションの時代!
神戸から建築維新を実践する設計事務所!!

劣化診断報告書

 一般的に設計事務所に頼めば、設計料が余分に掛かるのだから高くなるはずだと思っている人が多い様です。(図面を描くだけでなぜそんなに金額が高いのか思う人も多い様です)

 しかしトータルコストで考えると設計事務所に頼めば、かえって安くなることは多々あります。大切なポイントは見積書にいかに透明性があるかと言うことと経済競争の発想です。

 設計事務所に頼むと住宅の場合、監理業務も含めて、大旨工事費の7%から15%程度となります。一見して高く思われるかもしれませ んが、工務店では工事費に含めていることが多く、住宅メーカーにいたってはモデルの開発費用、モデルハウスの建設費、維持費、広告宣伝費などが工事費に反映されているのです。(営業経費だけで15%程度ではないでしょうか)

工事見積は素人にはほとんどと言っていいほど理解できないものだと思います。設計者はこの工事見積の査定を適切に行います。「どうせ素人が見ても分からない」と思って書く見積書と「プロがチェックするから変なことは書けない」と思って書く見積書。どちらの見積書が信頼性・透明性が高く、金額が安いかは一目瞭然です。見積書の細かい内容・コストを総合的に判断し、適切な施工業者を選択します。
 
工務店の設計施工や、住宅メーカーなどでは第三者がコストを査定することはあまり無く、他社との見積り合わせという事になりますが、仕様などが各社まったく違いますので、適切で公平な比較は不可能です。
 
設計図が出来てから複数の施工業者に見積を頼むことによって、競争の原理が生まれます。もちろん同じ設計図での競争見積りですので公平です。これによって適切な工事金額が算出され、その中でより良い施工業者を選択することが出来るのです。

 公平な見積合わせをするためには、設計図を作成する設計事務所の存在が不可欠です。
 見積合わせを依頼する業者は施主と設計者で共同で探します。

*ポイント:ただより高い物はなし。